Eight EXPO 第4回 営業マーケDX 比較・導入展
キーマンインタビュー
イベント×テクノロジーで
偶然の出会いを必然に!
名刺アプリからビジネスマッチングの創造へ! Eight EXPOの挑戦!
名刺という身近なテーマを、ビジネスの主役にまで引き上げたSansan株式会社。
その代表的なサービスが名刺アプリ「Eight」だ。
そのEightの技術を活用しながら、展示会事業を発展させてきたEight EXPO 事務局のキーマンお二人にインタビューをお受け頂いた。
Eight EXPOが進めてきた「商談中心」の展示会運営や今後の展望をお聞きした。
※以下、敬称略にて掲載。
■DX・AIで「売上拡大」に挑む!
東京国際フォーラムに100社が集結
Sansan株式会社 Eight事業部
Event Business部 副部長 Eight EXPO 事務局長
島田 周平様
― 今回で4回目となる本展示会のコンセプトをお聞かせください
岡澤 :今回で4回目となる本展示会は、「売上拡大」というシンプルな企業課題に対し、DXを軸とした解決へ導くサービスが集結しています。業界屈指の技術やサービスを誇る100社以上が出展されています。
島田 :展示会は、来場者様と出展社様の出会いによって、新たなイノベーションが生まれる貴重な場です。
Eight EXPOではその価値を最大化するために、「誰と出会うべきか」を事前に提示するAIコンシェルジュや、テーマ別エリアの設置など、効率的な情報収集とマッチングをサポートしています。
■来場者に「最高の出会い」を
Sansan株式会社 Eight事業部
Event Business部 Region & SMBグループ
岡澤 優人様
― ブース設計や運営ポリシーなどに「こだわり」があると伺いました
岡澤 :はい。非常にユニークな取り組みと評価をいただいておりますが、すべての出展ブースに商談席を完備し、来場者様が安心してじっくり商談ができる「場づくり」をブース設計の中心としています。
また、「過度な声掛け」を禁止しています。これらの取り組みにより、来場者様が比較・導入を検討できる環境を整えています。
―「商談特化型」Eight EXPOとしての具体的な成果は?
岡澤 :Eight EXPOは、受注に直結する商談特化型の展示会です。
特に「出会いの質」、つまりマッチングの精度に徹底的にこだわっているのが特長ですね。
前回の開催では、約2,700件もの事前商談予約があり、来場者様・出展社様から非常に高い評価をいただきました。
会期中に即受注が生まれていると言われるほどです。
― そのポイントはどこにあると思いますか?
岡澤 :いくつかポイントがあります。
まず、来場者様の約半数以上が課長職以上、ツール導入に関わる責任者層が約7割と、営業成果につながりやすい層である点です。
また、AIによるマッチング機能や、出展者様から能動的にアプローチし商談予約を獲得できる「来訪リクエスト機能」も大きな要因です。
特に、Eightの名刺データを活用し、来場者様の課題や関心に基づいておすすめの出展ブースをAIが自動で提案する「AIコンシェルジュ」は非常に好評です。
来場前にイベント特設サイト上で確認できるため、限られた時間の中でも効率的な情報収集とブース訪問が可能になります。
― 今回、新たに設けられた「AI本格活用エリア」とは?
岡澤 :「AI本格活用エリア」では、業務効率化や売上拡大に直結するAIソリューションが一堂に集結します。
来場者様は、その場でさまざまなサービスを比較・検討しながら、営業・マーケティング分野におけるAI活用の最新動向を効率的にキャッチアップできます。
最先端のAIソリューションが集まるこのエリアで、ぜひAI活用の最新トレンドをご覧いただけたらと思います。
■イベント×テクノロジーで偶然の出会いを必然に!
― 来場者のお声をお聞かせください
岡澤 :来場者様の方からは「AIコンシェルジュがおすすめしてくれたブースを、事前に訪問予約していたおかげで、待ち時間なく回ることができました。効率的に情報収集できて大変満足しています」といったお声をいただいています。
私たちは「イベント×テクノロジー」で、唯一無二の出会いの場を創り出すことを目指していますが、本展の特徴であるブース訪問予約システムやAIコンシェルジュなどを活用して、偶然の出会いを必然にできていると実感した瞬間ですね。
展示会風景 Eight EXPO
― 展示会の準備や運営で特に苦労した点は?
岡澤 :特に苦労したのは、既存の展示会のイメージとは異なる“課題解決・商談特化型”という新しい価値の理解を得るまでに時間がかかったことです。
従来型の展示会の延長で捉えられることも多く、苦戦した時期がありました。
しかし、弊社の行動指針に「Lead the customer」というものがあるのですが、私たちがつくりたい新しい展示会の形を、具体的なデータや実際に受注が出ている企業様の事例を交えて丁寧にお伝えすることで、多くの企業様にご賛同いただけるようになりました。
今では「これまでの展示会では出会えなかったお客様と商談ができた」という声を多くいただいています。
Eightのユーザー様に直接イベントのご案内ができることや、“課題解決型”という展示会のコンセプトに共感して来場された方が多いことから、このような嬉しい声をいただけているのではないかと感じています。
■多彩なプログラムで来場者の学びと交流を
―来場者が学びや交流を深められるプログラムがあるとのことですが…
岡澤 :はい。展示ブースの見学だけでなく、学びや交流を通じて“次のアクション”につながる特別プログラムを多数ご用意しています。
まず、業界の第一線で活躍する専門家によるセミナーです。
Eightアプリを使って「QRコード名刺交換」
さらに、同じ課題を持つ来場者様同士がつながれるワークショップ型交流会も強化しました。
「AI導入活用」「DX導入活用」「BtoBマーケティング」「BtoCマーケティング」「営業組織強化」の5つのテーマで実施し、知見を共有し合うことで、他社の成功事例から新たな気づきや解決策を得ることができると期待しております。
また、会場内の名刺交換はEightの「デジタル名刺」を活用しています。
スマートフォンで簡単に交換できるため、多くの人と交流する場でも、紙の名刺を持ち歩く必要がなく名刺切れの心配もありません。
名刺の管理に気を使わないので、出展社様、来場者様に「商談」に集中できると好評を頂いております。来場登録から一環して「デジタル名刺」である事で、よりスマートな展示会運営を実現しています。
■すべてのステークホルダーを「Win-Win-Win」に
島田 :イベント×データで、唯一無二の出会いの場を創り出し、世界中の人と企業に「ビジネスの起点」を提供し続けるという理念のもと、私たちはすべてのステークホルダーを「Win-Win-Win」にできるような存在でありたいと思っています。
来場者様と出展社様には、他にはない最高の出会いとビジネス活性化を、そして各業界や開催地域の活性化にも貢献したいと思っています。
■「成果につながる必然的な出会い」の創造へ
展示会風景 Eight EXPO
― 最後に、Eight EXPOが目指す今後の展望について
島田 :Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、Eightを通じてビジネスネットワークの可視化や拡張を支援してきました。
その中で、多くのビジネスパーソンが新たな出会いを求めて訪れる場として、展示会の重要性に着目しました。
一方で、多くの展示会では出会いが偶発的で、ビジネスの成果につながりにくいという課題も見えてきました。
そんな中、「Sansanの技術」と「Eightが持つビッグデータ」、これに「来場者体験」を掛け合わせて、マッチングの精度を高めることで、“成果につながる必然的な出会い”を生み出せるのではないかと考えました。
Eightがイベントを開催すれば、多くの方に喜んでいただき、ビジネスの素晴らしい出会いが生まれる。
そんな展示会を、これからもプロデュースしていきたいと思っています。
【編集後記】
Eightのスタート時から見てきた筆者としては、Eight(Sansan社)が展示会を開催することは「いよいよ」と感じていた。
そして、今回のインタビューから「Eight」が目指すビジネスの展望が垣間見えた。
Eightという素晴らしいアプリと、Eight EXPOチームの今後の発展に、ますます期待したい。
interviewee:
島田 周平(Sansan株式会社 Eight事業部 Event Business部 副部長 Eight EXPO 事務局長)
岡澤 優人(Sansan株式会社 Eight事業部 Event Business部 Region & SMBグループ)
interviewer:
中村 賢司(展示会ドットコム主宰、グローブコム株式会社)
※本記事の一部及び全部の転載は固くお断り致します。
※本記事の著作権は、interviewee、interviewerそれぞれに帰属します。
※本記事の情報は、2025年5月時点の内容です。
※本記事の内容についてのご質問はこちらにお問い合わせ下さい。
※No AI Writing(本記事はAIを使っておりません)
■名刺アプリ「Eight」とは
Eightは、出会いの価値を最大化する名刺アプリ。2012年の提供開始以来、様々な規模の企業や行政など、幅広いビジネスパーソンが利用し、ユーザー数は400万人を超える。
Eightは、スマートフォン一つで簡単にデジタル名刺を渡せる機能や、昇進・異動・転職などの情報が自動で更新されるなど、名刺管理の枠を超えた多機能アプリケーションに発展。
これまで培ってきた人脈を活かしたビジネス機会を創出するツールとして成長を続けている。
https://8card.net/
■出展社ブースの様子 出展者ブース内のパネルや製品を撮影取材。
【 Eight EXPO 第4回 営業マーケDX 比較・導入展】の取材件数:21 件 (以下の一覧は法人格省略表示)
Eight EXPO 第4回 営業マーケDX 比較・導入展のみどころ
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ブース番号 E6-23
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株式会社Algomatic
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ブース番号 E10-2
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株式会社Capex
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サービス名:PickUp
対話AIを用いた顧客育成によるCV改善サービス PickUpは、対話システムによるインタラクティブなコミュニケーションにより、見込み顧客の態度変容を促し、コンバージョン地点まで誘導するサービスです。 |
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ブース番号 E9-3
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ログリー株式会社
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サービス名:ウルテク
サイト訪問企業を見える化し、新たな商談機会を創出 サイト訪問者の9割超はアノニマス(匿名)リード。アノニマスリードの企業情報や興味関心を特定・可視化。 「隠れた見込み客」を明確にし機会損失を最小化、商談獲得率向上に貢献します。 |
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ブース番号 L-9
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株式会社ZEALS
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サービス名:ZEALS AI Agent
生成AIを活用しパーソナライズされた"おもてなし体験"を実現 ZEALS AIエージェントはユーザーのメッセージをもとに「顧客の潜在ニーズ」を深掘りし会話を展開する新たな接客体験を実現します。 これにより、従来は得られなかった貴重なインサイトを基に、単なる情報提供ではなく、リアルタイムで顧客のニーズに応じた提案を行います。 |
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ブース番号 E9-24
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Sales Retriever株式会社
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サービス名:セールスレトリーバー
競合に提案で差をつける、商談準備AI 『競合企業に提案で差をつける』ために企業リサーチや提案骨子作成を行う商談準備AIです。 決算資料、企業News、異動情報、部署情報、インタビュー記事、求人媒体などからAIが情報を収集し、営業で不可欠な情報を分析し、提案内容を考えます。 |
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ブース番号 E3-15
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株式会社openpage
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サービス名:openpage
その商談、「検討します」で止まっていませんか? openpageでは、お客様専用の提案サイトを作成し、購買に必要なロジックをすり合わせ、いつでも参照可能な環境を提供します。 「アジェンダ・議事録・提案資料・受注までのタスク」をお客様と共有しながら商談を進行することで、受注率の向上や商談期間の短縮を実現します。 |
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ブース番号 L-6
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株式会社パートナープロップ
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サービス名:PartnerProp
パートナーマーケティングを実現するPRM 可視化と仕組化でパートナーが売れるを科学するPRMです。育成コースや共同CRM、資料ポータルの構築といった幅広い機能で、パートナーマーケティングを実現します。 |
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ブース番号 L-16
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Mnyy株式会社
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サービス名:VOC.AI
親切な人だと思ったら、AIだった。 VOC.AIは顧客の問い合わせインテントを正確に理解し、人のように寄り添った対応ができるAIチャットボットです。 AIの知識はWebサイトや書類ファイルをアップロードすれば完了!メンテナンスが簡単! チャット・メール・LINEなど豊富なチャネルに対応! |
■展示会情報
取材展示会の開催情報です。
情報は公式サイトからの転載になります。
【 Eight EXPO 第4回 営業マーケDX 比較・導入展】の展示会開催情報です。URLをクリックすると公式サイトが表示されます。
| 開催期間 | 2025-06-12~2025-06-13 |
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| 開催場所 | 東京国際フォーラム |
| 公式サイト | 展示会公式サイト(外部ページへ) |
| 主催者 | Eight(Sansan株式会社) |
























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