エンディング産業展2025(第11回)supported by ナカタケ

展示会入口画像

キーマンインタビュー

「恩返し」が原点、ビジネス創出と
業界発展を目指して

業界のリーディングカンパニーが「恩返し」展示会を開催!

100年以上の歴史を持つ、業界のリーディングカンパニー「東京博善」が、業界への恩返しを目的に開催しているエンディング産業展。
VR葬から宇宙葬といった新時代の展示から、大手寺院が出展するなど、出展者の顔ぶれも多彩で、出展している各種団体も、出展している意義と効果を非常に実感されている展示会。
今回は、エンディング産業展を運営しているキーマンのお二人に貴重なお話を伺った。

※以下、敬称略にて掲載。

次世代エンディングサービスが一堂に集結!

東京博善株式会社
事業企画本部 マーケティング部 部長
浜田 勝俊様

― エンディング産業展を開催する目的を教えて下さい?

浜田 :原点は「業界への恩返し、発展への寄与」です。
当社は、100年以上にわたって火葬場事業を続けさせて頂いております。
火葬事業は葬儀関係企業様をはじめ業界の様々な事業者様から多くの協力を頂いております。そのため、展示会の主催に当たってはビジネス自体が目的ではなく、業界全体の発展にいかに寄与できるかを最優先のテーマとして取り組んでいます。

― 今年度の展示会のテーマについて教えてください。

浜田 :今年の最重要テーマは「ビジネスマッチングの進化」です。
単なるお祭り騒ぎではなく、出展者と来場者との間で実際にどれだけのビジネスチャンスが生まれるか。新たな事業者間の取り組みが生まれなければ業界の発展はありえません。
展示会を契機として商談が成り立ち、契約につながる実践的な場になっているか、常に自問しています。そのために、会場内に「コンシェルジュカウンター」を導入します。「展示の場を設けて後は自由にご覧ください」という従来型では、業界の1プレイヤーである当社が展示会を主催する意味がありません。

東京博善株式会社
事業企画本部 エンディング産業展事務局長
小野 雅史様

小野 :来場された方々が、自社の経営課題を解決できる出展者様と必ず出会える機会を提供するという強い想いでコンシェルジュの導入を決めました。

― 葬儀業界の変化を展示会にどう反映させていますか?

浜田 :業界最大の課題は、この数十年で葬儀の規模が縮小し続けていることです。
人口流動化、都市集中化、少子化による参列者数の減少に加え、コロナ禍で規模の縮小がさらに加速し、家族葬が主流になりました。
葬儀自体が縮小傾向にある中で、葬儀社は「葬儀のビフォア・アフター」に取り組む必要性が高まっています。
しかし、これら全てを単独の企業で賄うことは困難の企業様も多いかと思われます。だからこそ、新しいビジネスパートナーとの出会いの場としての展示会の重要性は、いや増して高まっているのです。

小野 :また、葬儀事業社様 が日々様々な課題解決策を探している実情を踏まえ、より多くの方に製品・サービスに触れてもらう機会を創出するため、オンライン展示会の導入を決断しました。

― 今年のイベントのハイライトを教えてください。

浜田 :出展ブースと約40本のセミナーに加え、3つの大きなイベントを用意しています。
1. 合同法要: 昨年は能登半島地震やコロナ禍で適切な見送りが叶わなかった方々を供養しました。今年はグローバルな視点で、世界中で増え続ける紛争の犠牲者を弔う意味での仏教9宗派合同法要を執り行います。
2. 生前葬イベント: 今年は【デヴィ夫人】の生前葬を執り行わせていただきます。
3. 終活川柳発表会: 初の試みとして、終活の大切さを広く社会に浸透させる目的で実施します。【椿鬼奴】さんをプレゼンテーターに迎え、メディアにもご来場いただく予定です。全国から投稿された川柳を通じて終活への関心を高め、業界全体のパイを拡大し、皆様に恩返しすることを目標としております。

― 出展を検討されている企業・団体へのメッセージをお願いします。

小野 :エンディング産業は今、新たなビジネスチャンスが広がる注目の業界です。当展示会は、非常に広告効果が高いのが特徴です。
毎回多くのメディアに取り上げられており、出展者様の営業活動に大きなプラス効果が期待できます。
新規マーケットの獲得や企業ビジョンの達成に、エンディング業界の可能性を感じていただけるようであれば、是非ご出展をご検討ください。

浜田 :多くの葬儀関連企業が出展されますが、特に業界外のAI企業やソリューションサービス企業の皆様に、エンディング業界参入のきっかけとして活用して頂きたいです。
この業界は地味で、一般消費者が日常的に接する機会は少ないかもしれません。しかし、市場規模は1兆円を超え、ウェディング産業の何倍もの規模を誇る巨大産業です。
多くの企業がこの潜在力に気づいていませんが、参入すれば大きなビジネスチャンスが広がっています。
リアル展示会とオンライン展示会の両方への出展は相乗効果が高く、非常に充実したビジネスマッチングの場を提供できます。
出展者様の既存ビジネスの拡大、そして新たな挑戦への第一歩となるよう、私たちスタッフも全力でサポートして参ります。



【編集後記】

感謝の心「恩返し」から始まったエンディング産業展は、慣れない展示会運営に全力で取り組みながら、有名人を起用した生前葬など、毎回、創意工夫を凝らして発展してきた。
キーマンであるお二人のお話からも、ここまで仕上げていくには並大抵の苦労ではなかったと推察する。
葬儀・葬祭をタブーとせず、エンディング産業としてテーマを発展させ、前向きな事業と捉えていく展示会は、非常にポジティブで明るい。
マスコミの注目度も非常に高く、広告効果絶大の展示会として、出展者の満足度も上々である。
また、オンライン展示会なども果敢に挑戦し、さらに、IT産業とエンディング産業の連携も視野に入れてるなど、今後の拡大と発展が楽しみな展示会である。

interviewee:
浜田 勝俊(東京博善株式会社 事業企画本部 マーケティング部 部長)
小野 雅史(東京博善株式会社 事業企画本部 エンディング産業展事務局長)
interviewer:
中村 賢司(展示会ドットコム主宰、グローブコム株式会社)


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※本記事の著作権は、interviewee、interviewerそれぞれに帰属します。
※本記事の情報は、2025年5月時点の内容です。
※本記事の内容についてのご質問はこちらにお問い合わせ下さい。
※No AI Writing(本記事はAIを使っておりません)

出展速報   取材件数:50 件 
(以下の一覧は法人格省略表示)

彩石2025-09-10 15:48:37=>202509020120

スマートシニア2025-09-10 15:39:34=>202509020028

ヒロム2025-09-10 15:37:43=>202509020027

町田造花2025-09-10 15:36:51=>202509020104

カシコシュ2025-09-10 15:35:44=>202509020105

レッドジャーニー2025-09-10 15:35:00=>202509020103

シーレインボーセレモニー2025-09-10 15:33:58=>202509020102

岡山ファイナンシャルプランナーズ2025-09-10 15:32:30=>202509020101

宗教法人徳雲寺、多摩八王子霊苑石材組合2025-09-10 15:31:33=>202509020053

不動産・相続サポート行政書士法人2025-09-10 15:30:15=>202509020100

アンシア2025-09-10 15:29:52=>202509020061

岩﨑2025-09-10 15:28:30=>202509020062

折れない心プログラム『エール』2025-09-10 15:26:21=>202509020063

アルファクラブ武蔵野2025-09-10 15:23:47=>202509020064

LIFE INNOVATION2025-09-10 15:18:59=>202509020106

法律事務所アルシエン2025-09-10 15:17:27=>202509020107

トモエ・ガラス & ぎやまん郷2025-09-10 15:15:40=>202509020109

Black card I 2025-09-10 15:15:34=>202509020019

エムボール2025-09-10 15:12:45=>202509020111

リクモ2025-09-10 15:12:25=>202509020026

PHI法律事務所2025-09-10 15:11:05=>202509020113

ニュートラルワークス2025-09-10 15:08:42=>202509020099

JLStandard2025-09-10 13:41:29=>202509020091

ピュアコネクト2025-09-10 13:38:56=>202509020085

グリーメイカーズ2025-09-10 13:36:34=>202509020059

メタセンシズ2025-09-10 13:33:59=>202509020049

東京ミライズ2025-09-10 13:31:48=>202509020036

和合2025-09-10 13:27:36=>202509020047

awaka2025-09-10 13:25:25=>202509020068

相続葬送支援センター2025-09-10 13:23:54=>202509020066

シニアライフカウンセラー協会2025-09-10 13:21:10=>202509020065

デザインライフ2025-09-10 13:18:55=>202509020074

マコセエージェンシー2025-09-10 13:16:07=>202509020001

神宮外苑前税理士法人2025-09-10 13:11:03=>202509020042

ボイス2025-09-10 13:08:35=>202509020043

お墓メンテナンス本舗・白木メンテナンス本舗2025-09-10 13:05:52=>202509020023

三和段ボール工業2025-09-10 13:03:56=>202509020013

MEMODIA JAPAN2025-09-10 13:01:42=>202509020012

マークスライフ2025-09-10 11:10:17=>202509020060

GOODREI2025-09-10 11:00:12=>202509020112

ナカタケ2025-09-10 10:56:48=>202509020092

ジェニーレン2025-09-10 10:55:21=>202509020118

フラワー企画2025-09-10 10:53:20=>202509020119

KOJ2025-09-10 10:53:08=>202509020083

馬九行2025-09-10 10:50:56=>202509020077

内田洋行ITソリューションズ2025-09-10 10:42:37=>202509020052

全国石材施工協会2025-09-10 10:38:15=>202509020051

Luna2025-09-10 10:34:47=>202509020057

シャディ2025-09-10 10:31:14=>202509020056

LDT2025-09-10 10:18:38=>202509020009

|トピックス

エンディング産業展の一大イベント「生前葬」

2025年、その主役に選ばれたのは「デヴィ夫人(デヴィ・スカルノ)」
会場は多くの花とスクリーンに投影された遺影で飾られ、実際の葬儀さながらの厳かで華やかな雰囲気に包まれた。

多くの報道陣と会葬者が見守る中、生前葬が粛々と始まり、愛犬の写真があしらわれた鮮やかな緑の棺桶が、4人の外国人男性の担ぎ手によって運び込まれた。

棺桶の蓋が開き、きらめくシルバーのエンディングドレスをまとったデヴィ夫人が登場。会場からは驚嘆の声が上がった。

式典ではまず、AI技術で再現された夫人の姿による感謝の思いを伝える回想ムービーが上映された。親友である神田うのさんとはるな愛さんが喪服で弔辞を述べた。

神田うのさんは「夫人は108歳まで生きるって嘘つき!こんなに早く弔辞を読む日が来るなんて」と夫人との冗談交じりのやり取りを回想し、最後は「デヴィ夫人は永遠です」と称えた。

はるな愛さんは「ずっと憧れています。これからもあなたを追いかけていきたい」と熱烈な尊敬の念を語った。

最後はデヴィ夫人自らマイクを持って「自分で選べない事は、名前。自分では見られない事が自分葬儀。今日この素晴らしい弔辞を聞くことができ、このお仕事を受けて本当によかった」と感慨深げに語った。

さらに、戦中からの自身の人生を振り返り、「人生で最も大事なのは目標と目的、使命感を持つこと。あとは努力あるのみ。夢は見るものではなく、掴むものだ」と力強く語り、会場を沸かせた。

最後には「108歳を超えて生きるのが目標。煩悩の数を超えますから!」と意気込みを語り、華やかな生前葬は幕を閉じた。

※デヴィ夫人(ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ)
インドネシアのスカルノ元大統領夫人
NPO法人アースエイドソサエティ総裁
株式会社デヴィーナ・ソサエティ代表取締役
世界的セレブの一人として、さまざまな社交界にも出席する。
日本国内では様々なメディアに出演。世界的なボランティア活動家。

※生前葬(せいぜんそう)とは、本人が生きているうちに、自身が主催者となって行う告別式。
お世話になった人々に直接感謝の気持ちを伝え、お別れの言葉を述べることが主な目的。宗教儀式が少なく、音楽や写真、会食など、自由な形式で実施できるのが特徴。

展示会情報

開催期間 2025-09-10~2025-09-11
開催場所 有明GYM-EX
公式サイト 展示会公式サイト (外部ページへ)
主催者 東京博善株式会社